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10/29 天真爛漫

先日の川喜田半泥子の展覧会は、今後のものづくりの手本となるのものであった。的確な言葉が見つからないが、あえて言えば、”穢れなく気品ある”という形容詞だろうか。他者を意識せず、自分と向き合い、形にこだわらず、土の声を聴き、土と戯れ、土に遊ぶ。そういう天真爛漫な境地でしか得られないものがあることをあらためて思い知らされた。器に残る指跡、傾いた茶器、裂けた口辺を指でちょいと摘んでおしまい。そんな1つ1つの仕業がすべて自然だ。だからその透明感故にすっと心に入り込み、美しいと感じるのだと思う。建築にだって可能性はあるはずだ。
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by unocolumn | 2009-10-29 10:49 | 建築観
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