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2/17 気持ちのいい空間2

気持ちのいい空間、好きだと思う空間を意識したことがありますか?

 飽食の時代といわれて久しいが、建築の世界はポストモダン以降”包飾の時代”が続いている。神が人を作ったとき与えた欲望は、生存と子孫を残す最低限のものだったに違いない。しかし、現代ではその欲望も肥大化し、建築も哀れなほどに肥満化した。本当に気持ちがいいと感じる場所はいろいろな要素が「ある」のではなく、「ない」のではないだろうか。茶の湯、生け花、俳句など日本の文化が今なお世界に評価されるのは、それらの「ない」という感性ではないだろうか。欲望を小さくして自己に向き合い感覚を解放する。それこそが日本人にしか掴み取れない「自由」ではないだろうか。これからもそういう”自由な建築”を求めていきたい。
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by unocolumn | 2009-07-27 12:49 | 建築観
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