〈良い人〉編
自分が良い人になりながら、自分の要求を通すことはできません。
自分の言葉が相手を傷つけないかいつも恐れてる人は、心の底に敵意があります。
誰にでも好い顔をしている人は、他人から拒絶されることを恐れている人です。
良い人には蓄積された敵意があります。どのような形かは別にして、どこかで必ず現れます。
人の期待をかなえようと自分を犠牲にする「良い子」は、自分も周囲も不幸にします。
愛情を知らない人ほど、人から良く思われたいという気持ちが強くなるものです。
八方美人になると、八方ふさがりになります。
〈仕事〉編
自己実現している人は、矛盾に耐えられる。
自己満足の世界で生きる。
幼稚な男は、無責任な世界を求めています。
豊かな建築は自立した関係の中から生まれる。
人は、相手の無意識に反応する。
日々の生活が,そのまま建築に現れる。
安心感と信頼感がなければ、人は心を開きません。
設計に入る前にやるべき最も大切なこと。
何も決められない人、責任を逃れようとする人です。
これをすると仕事が嫌いになる。
失敗は違った道があるということを示しています。
これは救われる言葉。
時代が変わるとき、自分の心の支えに従って生きること以外に、変化の時代は乗り切れません。
迷った時に役立つ言葉。
詩人と弁護士が恋をしたら、お互いに理解できません。
施主との相性に。
権力意志の人間は、お金でも何でも他人を助けますが、相手の幸せだけは考えません。
ヒエラルキーの中で幸せな建築は生まれない。
〈トラブル〉編
悩みの根源は、依存心。
現実と触れることによって、物事は解決します。
不安な人は、小さなことでも大ごとにしてしまいます。
何だがわからないけれど物事がうまくいかなかったときには、何か自分に隠しているときです。
もつれたときは素直になれば解決します。
なんでその人を許せないのか?その原因を考えていくと自分が見えてきます。
人は過去の満たされない欲求に支配されて物事を見ていきます。
不幸を受け入れる、そうすると自分の持っているものが見えてきます。
辛い辛いと訴えているのは、憎しみの間接的な表現です。
心配しすぎる人は、心の底に敵意があります。
人間は、自分が守ったもので、不幸になります。
逃げているとトラブルはどんどんどんどん大きくなります。
あなたの心が「原因」で人間関係はその「結果」です。
人と心を触れ合える人は安心して人の世話になれます。
〈子育て〉編
子どもに対する最大のプレゼントは、積極的関心です。
子育てで大切なのは予測性と安定性です。
モノの世界では得をしても、心の世界ではきちんとそのコストを払っています。
優しさとは、相手の弱さを受け入れること。
父親が子どもにお説教するときは、たいてい妻に不満なときです。
過干渉も放任も同じ、親の無関心です。