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6/14「意味」について考える。その2

時々、建築について説明を求められる時がある。そういうことに饒舌な建築家はたくさんいる。がしかし、僕にはみんなが納得出来るようなもっともらしい理論やコンセプトはない。ただひとつ言えることは、自然を愛おしく思う気持ちは誰よりも強いということ。だから自然(素材、陽光、風等々)を最大限生かせることをいつも考えている。それはちょうど愛する人に何かをしてあげたいという”衝動”に似ている。

だから大切なことは ”意味” ではなく ”歓び” だ。

その思いが強くなればなるほど言葉は、建築を矮小化してしまうのではないかと思い、言葉に対して信頼が持てなくなる。本来建築は、巧みな言葉や美しく装飾された図面や模型によって説明出来るものではないと思う。だから実物を見て感じてほしい。それによって建築家としての可能性を縮めたとしても、納得出来ないものをこの世に作り出してしまうよりはずっとマシだから。
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by unocolumn | 2010-06-14 13:22 | 建築観
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